報道危機―リ・ジャーナリズム論
徳山 喜雄 / 集英社 スコア選択: ★★★ もう何かここ数年ね,マスメディア(主にテレビ)の報道おかしくないですかと.報道番組ですか,それともワイドショーですかと.‘悲しいニュース’を演出するためのBGMとかね,‘ちょっと怪しい奴’って程度で‘報道側が意図するイメージ’を視聴者に植えつけるようなシーンをくり返し映したりね.新聞ですら,泣いてる写真を一部トリミングして涙を強調したりしてるしね. バイアスかけすぎじゃないですかと. まあそんなことをずっと感じていたのがこれを読むきっかけでした. メディアスクラム(集団的過熱取材).やりすぎでしょ,あれ. 「メディア」vs「権力」のはずが,いつのまにか「メディア」vs「民衆」になってる. これいかがなものか. この本は,そういう問題点が生まれた経緯,ジャーナリズムOJTの限界,そして,未来への提言について述べています. 諸外国のジャーナリストの姿勢,制度,教育含め,勉強になりました. でも,まだまだ読み足りない.他の本も探してみよう.
by Tickerer
| 2006-01-29 23:52
| 本
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