本 23

地下鉄(メトロ)に乗って
浅田 次郎 / 講談社
スコア選択: ★★★★

内容(「BOOK」データベースより)
永田町の地下鉄駅の階段を上がると、そこは30年前の風景。ワンマンな父に反発し自殺した兄が現れた。さらに満州に出征する父を目撃し、また戦後闇市で精力的に商いに励む父に出会う。だが封印された“過去”に行ったため……。

映画化されているようですが,おそらく本とは若干違う内容になっているのでは?(映画の予告編で見たようなシーンはありませんでしたから).内容の要約は上記の通りですが,バックトゥザヒューチャーをイメージするような,明瞭快活なタイムスリップ物語というわけではありません.戦中の満州,戦後の闇市を生き抜いた親父の姿をまざまざと見せつけられ,そしてまた違う時代,違う方向へと主人公は導かれ,ラストへ.
タイトルを飾っている地下鉄(メトロ)の描写がすごい.16章,おすすめです.
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by tickerer | 2006-12-10 01:35 |
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