本をだせ 33

アヒルと鴨のコインロッカー
伊坂 幸太郎 / 東京創元社
スコア選択: ★★★★

内容(「BOOK」データベースより)
引っ越してきたアパートで、最初に出会ったのは黒猫、次が悪魔めいた長身の美青年。初対面だというのに、彼はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ち掛けてきた。彼の標的は ― たった一冊の広辞苑。僕は訪問販売の口車に乗せられ、危うく数十万円の教材を買いそうになった実績を持っているが、書店強盗は訪問販売とは訳が違う。しかし決行の夜、あろうことか僕はモデルガンを持って、書店の裏口に立ってしまったのだ!四散した断片が描き出す物語の全体像は?注目の気鋭による清冽なミステリ。

この人の作品好きだなぁ.センスに魅かれる.
この間読んだ『重力ピエロ』とどちらが好きかと訊かれると,僅差で『重力ピエロ』なのだけれど,こちらの『アヒルと鴨のコインロッカー』も十分に満足のいく読後感で,「おう,そうだったのか」と思わせる部分については本作品のほうが勝っていたりします.

今年5月には映画化されるようで,果たしてこれをどう映像に起こすのか,こっそりと注目するところでもあるのであります.

さてさて,明日からまたお仕事ですが,このウィークエンドは約束していた相手がインフルさんにかかってしまい遊びにいけず,やや不完全燃焼だったのであります.(-_-;)ムム.

「生きるのを楽しむコツは二つだけ.クラクションを鳴らさないことと,細かいことを気にしないこと」

とは作中,河崎という男の言葉.

おーけーおーけー.気楽にいきやしょう.

...
...ん?
いや,これ,本屋強盗に誘うときの口説き文句だったっけか.
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by tickerer | 2007-02-18 23:52 |
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