論文: お腹の減り具合を定量的に示すためのpecoの提案

1.はじめに
 近年,購買の商品の充実,食堂のメニューの多様化に伴って,友人と連れ立って昼食に行く機会が増えつつある.その際,「腹減ったし,飯に行こうや」という台詞が多く聞かれるが,実際にどの程度お腹が減っているのかということは当人による主観的な評価であり,ご飯に誘われた方にはそれがどの程度のへり具合なのかが分からなかった.そのため,どの程度のテンションで「おおー,行こうや」と返せばいいのか分からず,また,お腹が減っていない場合には,「あんまり減ってないからいいわ」という曖昧な返事をすることしかできないため,誘い手の気分を害する場合があった.
 そこで,本ブログでは,お腹の減り具合を示す指標として『peco(ペコ)』という値を提案し,これにより,お腹の減り具合を定量的に表現することを提案する.

2.peco(ペコ)
 お腹の減り具合を『peco(ペコ)』で表現する.とり得る値の範囲は0~100とし,その値が大きいほど,お腹の減り具合が激しいことを示す.以下に,各pecoの値が示す度合いを記す.

0ペコ:
お腹は全く減っておらず,かといって満腹というわけでもない状態.朝食を軽く済ませた直後の状態を考えていただければ理解していただけると思う.

20ペコ:
午前8時に朝食をとり,一仕事済ませた後の正午の状態.昼食を食べるのに最も適した減り具合.

40ペコ:
お腹が減っている状態.一般的に言う「ペコペコ」の状態である.

50ペコ:
かなり減っている状態.焼肉食べ放題の店に行くために朝から食事を控えめにしていた大学院生の午後4時頃を想像していただきたい.

60ペコ:
かなりの減っている状態.部活終わりの男子高校生を想像していただきたい.下校途中でマクドに立ち寄っても,家に帰ってからしっかりと夕食を食べることができる程の減り具合.

70ペコ:
かなりお腹が減っている状態.一般的に言う「ペッコペコ」の状態である.

100ペコ:
この言葉を聞いたら,何も言わずにラーメン屋に連れて行ってあげてほしい.減っている状態というより,かなり危険な状態である.

3.実験
 今後,昼食時にはお腹の減り具合をpeco(ペコ)で示し,周囲がどの程度理解しやすくなったかを長期的に観察することを試みる.

使用例
 「あー,25ペコや.飯行こうぜ」
 「今6ペコやからやめとくわ」

4.おわりに
 本ブログでは,これまで曖昧であった,お腹の減り具合を数値で表現することを提案した.これにより,昼食誘い時の曖昧さがなくなることが考えられる.今後は長期実験により,提案した『peco(ペコ)』の有効性を示したいと考えている.
 また,今後の課題としては,さらに細かい値の定義が必要と考えられる.今回提示した数値は大まかな例であり,まだ曖昧さが残るものであった.さらに詳細に分析することが必要であると考える.そして,0ペコ以下の値(-20ペコ等)を表現することも課題として挙げられる.ペコではお腹の減り具合を示すことはできるが,反対のお腹の満腹度合いを示す場合には負の数値表現を使用せねばならず,直感的ではない.この問題を解消するため,現在,お腹の満腹度合いを示す指標として,『pucu(プク)』を検討中である.
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by Tickerer | 2005-08-31 23:31 | 論文
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