カテゴリ:本( 36 )

最近本ばっかだ 26

肩ごしの恋人
唯川 恵 / マガジンハウス
スコア選択: ★★

内容(「BOOK」データベースより)
自立した女は他人も自分も信じられない。女性を武器にする女は結婚、離婚を繰り返す。そんな27歳の二人の主人公と物語を紡ぐのは男子高校生、やさしい妻帯者、美しいゲイ…。等身大の女性を描く長編本格恋愛小説。第126回直木賞受賞。

ほぉぉぉぉ.等身大の女性,こわ.
読むんじゃなかった,男のオレ.
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by tickerer | 2006-12-30 22:51 |

本ばい 25

13階段
高野 和明 / 講談社
スコア選択: ★★★★★


内容(「BOOK」データベースより)
無実の死刑因を救い出せ。期限は3ヵ月、報酬は1000万円。喧嘩で人を殺し仮釈放中の青年と、犯罪者の矯正に絶望した刑務官。彼らに持ちかけられた仕事は、記憶を失った死刑囚の冤罪を晴らすことだった。最大級の衝撃を放つデッド・リミット型サスペンス!第47回江戸川乱歩賞受賞作。

面白い.文句なし!
明治以降の日本において,十三階段の死刑台が作られたことはないらしい.けれど,十三という数字は皮肉なもので,死刑執行起案書は十三名の官僚の決済を受けるんだそうです.この本を読むと,その十三名は決して事務的に判を押しているわけではなく,人間ひとりの運命をそこで決定してしまうという罪の意識に近いものを背負って「職務」に当たっているということがよく分かります.「お前のような人間がいるから,死刑がなくならないんだ!」怒りを露にした主人公の一人が口にした言葉が,ずしんと圧し掛かりました.彼は死刑に立ち会う刑務官なのです.
とまあ,何やら重いテーマを背負った,読むのがしんどそうな作品だなぁと思われそうな駄文紹介になってしまっておりますが,決してそんなことはありません.物語はテンポよく,ミステリー性も十分に,どんどんどんどん引き込まれていく感じです.映画にもなりましたが,解説(宮部みゆき)によると,あちらは作者も気に入っていない様子.
てな感じで,明日からまた仕事だー!!うおー!!
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by tickerer | 2006-12-17 02:17 |

がっつり読みたいなぁ本 24

夜のピクニック
恩田 陸 / 新潮社
スコア選択: ★★★★

内容(「BOOK」データベースより)
高校生活最後を飾るイベント「歩行祭」。それは全校生徒が夜を徹して80キロ歩き通すという、北高の伝統行事だった。甲田貴子は密かな誓いを胸に抱いて歩行祭にのぞんだ。三年間、誰にも言えなかった秘密を清算するために―。学校生活の思い出や卒業後の夢などを語らいつつ、親友たちと歩きながらも、貴子だけは、小さな賭けに胸を焦がしていた。本屋大賞を受賞した永遠の青春小説。

全国の書店員投票により決定される本屋大賞.本屋さんが,「これを是非読んで欲しい!」という本に与えられる本屋大賞受賞作.作中の歩行祭っていうのは主人公の通う高校の修学旅行みたいなもの.「その話は夜までとっとくよ」なんてセリフを聞いたとき,「くあっ,懐かしい!」と羨ましがりながら,自分の修学旅行を思い出して口元が緩むのを懸命に我慢したり.(電車の中だからね).気持ちのいい読後感.そう言えば,友達の好きな子聞き出すのうまかったなあ,おれ.
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by tickerer | 2006-12-13 02:10 |

本 23

地下鉄(メトロ)に乗って
浅田 次郎 / 講談社
スコア選択: ★★★★

内容(「BOOK」データベースより)
永田町の地下鉄駅の階段を上がると、そこは30年前の風景。ワンマンな父に反発し自殺した兄が現れた。さらに満州に出征する父を目撃し、また戦後闇市で精力的に商いに励む父に出会う。だが封印された“過去”に行ったため……。

映画化されているようですが,おそらく本とは若干違う内容になっているのでは?(映画の予告編で見たようなシーンはありませんでしたから).内容の要約は上記の通りですが,バックトゥザヒューチャーをイメージするような,明瞭快活なタイムスリップ物語というわけではありません.戦中の満州,戦後の闇市を生き抜いた親父の姿をまざまざと見せつけられ,そしてまた違う時代,違う方向へと主人公は導かれ,ラストへ.
タイトルを飾っている地下鉄(メトロ)の描写がすごい.16章,おすすめです.
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by tickerer | 2006-12-10 01:35 |

本が何とかかんとか22

理由
宮部 みゆき / 新潮社
スコア選択: ★★★★

宮部みゆき長編小説.
一登場人物の目線から物語を進行していく形式は多い.対してこれは,インタビューという形を借りて,関係者各々,それぞれの目線から一つの事件を描写してゆくルポルタージュという形式をとる.ルポルタージュ,つまり事後報告の形をとる以上,現在進行形のライブ感はなく,それに付随するスリルやドキドキ感のようなものはない.サスペンス小説の一要素を確実に欠いているのでは?何て思っちゃったりもしたが,ごめんなさい,余計なお世話.
不幸にも事件に巻き込まれてしまった人間の輪郭を,繊細かつ丁寧に,しかしゴリゴリと浮き彫りにしてゆくことで,当初誰が誰に殺されたのかさえわからなかった事件を明らかにしてゆくその絶妙さは,トップダウンともボトムアップとも取れない手法であり,巧いなぁと.巧いなぁと(in 通勤電車).

好き嫌いが分かれそう.
僕はそれほど好きじゃない.え.
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by tickerer | 2006-11-23 22:42 |

今までに売れた本がどうとか その21

99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方
竹内 薫 / 光文社
スコア選択: ★★

うん.
普通の読み物.

ちょっと科学論争のことについて教えてくれたり.
ちょっと科学史について書いてたり.
アインシュタインの相対性理論を人付き合いの話にもっていったり.

スティーブン・ホーキングって人の「実証論」ってのはちょっとおもしろかったかな.
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by Tickerer | 2006-05-18 19:03 |

今までに売れた本がどうとか その20

ダ・ヴィンチ・コード (上)
ダン・ブラウン 越前 敏弥 / 角川書店
スコア選択: ★★★★

映画に先駆けて読んでみる.
ミーハー気分で読んでみる.
上・中・下の3巻セットだけど読んでみる.

レオナルド・ダ・ビンチの秘密みたいな本を前に読んだことがあったから,
マグダラのマリアとかシオン修道会とかについてはちょっとは知ってたのね.

お...おもしれぇ.

ミステリー好きな人は是非どうぞ.
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by Tickerer | 2006-05-08 16:53 |

今までに売れた本がどうとか その19

悪口の技術
ビートたけし / 新潮社
スコア選択: ★

だめだー.
前に読んだたけしさんの本が良かったから買ってみたけど,いまいちだったー.
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by Tickerer | 2006-05-05 22:42 |

今までに売れた本を読んでみようキャンペーンとかもういいんだけど その18

裸の王様
ビートたけし / 新潮社
スコア選択: ★★★★

ビートたけしが社会の色々な疑問に対してぶつぶつ言ってる本.別に堅苦しい本ではない.ぶつぶつって表現は正しくないやね.何て言ったらいいんだろう.もしも,たけしさんと一緒に酒を飲んだら,こんな感じでしゃべるのかなぁって.そんな感じ.

内容はね,「社会のこんなのがおかしい.こんなのやめてこんな風にしちゃったらいいんだ」みたいなことを書いている.別に絶対的な論拠があってしゃべっているわけではない.ホントに飲み屋でだべっているような,そんな感じ.「俺ならこうしちゃうね」みたいな.でも,意外と説得力があったりするじゃない,そういうのって.

あと,読んでる内に自然と本に引き込まれてしまうのは,その巧みな論調のせいだろうか.さすが漫才師.読み手のリズムとか考えてるんだろうなぁ.いや,考えずとも自然と身についてるのか.
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by Tickerer | 2006-04-13 23:52 |

今までに売れた本を読んでみようキャンペーンとかもういいんだけど その17

これだけは知っておきたい個人情報保護
岡村 久道 鈴木 正朝 / 日本経済新聞社
スコア選択: ★★★

約70ページ.
個人情報保護法について最低限知っておいた方が良いことがまとめられている本.

ケーススタディとかがあってかなり分かりやすい.
しかもページが少ないので約30分で読めちゃう.

この本,某サイトで2005年度売上げ総合1位の本.

多分,色んな会社が研修やらセミナーやらで大量に買い込んだんだろうなぁ.
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by Tickerer | 2006-04-10 22:45 |